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見積書を正しく読み解くための基礎知識

見積書を正しく読み解くための基礎知識

外壁の塗り替えを検討される際は、できる限り複数の業者から見積もりを取るようにすることが大切。でも、肝心の見積書の見方がわからなければ、判断のしようがありません。そこで、こちらでは、見積書に登場する専門用語について主要なものをピックアップし、解説します。

なお、こちらに記載されている内容について、ご不明な点などございましたら川崎市高津区・宮前区で外壁塗装、屋根塗装を手がける「株式会社トータルアート」までお気軽におたずねください。ご質問は、お電話またはこちらのお問い合わせフォームで承ります。

外壁塗装・見積書用語

外壁塗装・見積書用語

外壁塗装や屋根塗装を依頼する際、業者から見積もりが上がってきたら、下記の必要項目がもれなく盛り込まれているかどうかまずチェックを。さらに、下記の解説を念頭に置いて、各項目の内容と金額が妥当なものかを判断するようにしてください。

塗装箇所
外壁塗装や屋根塗装を実施する場合は、周辺の雨どいや軒天といった箇所も同時に塗り替えるのが普通です。ここに漏れがないかを確認しましょう。
塗装面積
外壁塗装の料金は塗装面積に比例しますが、建物形状がシンプルな総二階の場合と2階部分より1階部分の面積が大きい下屋(げや)付きの家では同じ坪数でも塗装面積が異なってきます。なお、悪質な業者はこの塗装面積を水増しして申告してくる場合があるので要注意。一般に「延床面積×3.3×1.2」で計算すればおおよその塗装面積がわかりますが、見積もりで示された面積がその計算結果と大きくかけ離れている場合は水増しを疑いましょう。
塗装回数
外壁塗装、屋根塗装は、下塗り、中塗りを経て、上塗りで仕上げるのが原則。これを2度に省略してその分、利益を出そうとする業者には注意してください。
塗料のブランド・商品名
見積書には使用する塗料のメーカー名と商品名を併記するのが常識です。もし、「シリコン」や「アクリル」などの原材料名やグレードのみが書かれていて、メーカーや商品名が省略されているような場合は要注意。施工の段になって粗悪な品質の塗料を使われる可能性があります。
足場費(仮設足場組立・取り外し)
この項目が省略されることはまずありませんが、もし、見積書に記載がない場合は業者にその理由をたずねるべきです。昔と違って足場を組まずに作業する業者はまずありませんが、なかには利益を出すために足場を省略して簡易な方法で塗装工事を行う悪質な業者もあるので注意するに越したことはありません。なお、足場費は、開口部などを除いた家の外壁面積全体のm2で表されることがほとんどです。
飛散防止ネット
塗料の飛散を防ぐ「飛散防止ネット」などの記載があるかどうかも、よく確認しましょう。この飛散防止ネットを使用しないと、作業中に塗料がご近所の壁や窓、洗濯物を汚してトラブルになることがあるからです。なお、飛散防止ネットについては足場費に組み込まれていることもあるので、もしこの項目が見積書にない場合は業者に確認しましょう。
養生費
「養生」とは、塗装しない部分をマスキングテープやビニールで覆うことで、塗料が他の部分に飛び散らないように防止する重要な作業のこと。なかには「副資材」と記載する業者もありますが一般には「養生費」という項目になります。なお、1m2あたり300~500円が相場です。
下地処理費
壁面や屋根の表面に塗料をうまくなじませるには、下地処理といって、古い塗装面を高圧洗浄機で剥がす工程が不可欠です。もし、見積書にこの記載がない場合は要注意。別途費用として追加請求される可能性があります。ただし、下地をどれだけ補修すればよいかは、工事を着手してからでないとわからないというのが本当のところ。信用のおける業者なら、下地処理の項目を明記したうえで、別途請求がある旨を率直に説明してくれるでしょう。
ケレン
聞きなれない言葉ですが、「ケレン」とは、トタン壁や雨戸などの鉄部のサビ、木部の荒れなどをやすりできれいにし、塗装面を滑らかにすること。もし、この工程が省略されているとしたら、満足のいく仕上がりは望めません。見積もりに記載がない場合は要注意です。

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