自宅の外壁塗装の色選びって難しい!暖色系編

みなさん、こんにちは!

株式会社トータルアートの花木です。

家の塗装の際の楽しみの1つでもある色選び。今回は「暖色系」の色選びについて、実際の経験をもとにお話しできればと思います!

外壁塗装の際にどんな色を選ぶかは、家の印象や住む人の気分に大きな影響を与える重要な決定です。特に、暖色系の色は、温かみのある印象や、家庭的な雰囲気を作り出す効果があるため、人気があります。しかし、暖色系の色にもさまざまな種類があり、それぞれに異なる印象や効果があります。この記事では、自宅の外壁塗装を暖色系で考えている方に向けて、色の選び方やメリット・デメリット、事例を交えて詳しく解説していきます。

1. 暖色系の色の特徴とは?

暖色系の色は、一般的に赤、オレンジ、黄色、ピンク、茶色系の色合いを指します。これらの色は、太陽や火といった温かいものを連想させるため、心地よい温かみを感じさせ、見る人に親しみやすさを与える効果があります。

※トータルアートで実際に塗装した施工写真です

 1.1 暖色系の心理的効果

色彩心理学によれば、暖色系の色は見る人に安心感や興奮、エネルギーを与えると言われています。家の外壁に暖色系を使うことで、家全体が明るく温かい印象を与え、通りすがりの人々に家庭的で居心地の良い空間を感じさせる効果があります。

:エネルギッシュで活気にあふれた印象を与えますが、外壁に使う場合は強すぎることがあるため、アクセントとして使うのがおすすめです。

オレンジ:活発で陽気なイメージを持つ色で、元気で明るい家庭を演出することができます。

黄色:明るさと幸福感を与える色で、住宅地でもひときわ目立つ色です。

ピンク:柔らかくロマンティックなイメージを持ち、優しさや親しみやすさを引き出します。

茶色:落ち着きと安定感を感じさせる色で、外壁に使うとどっしりとした重厚感を与えます。

 1.2 暖色系の色が与える家全体の印象

暖色系の外壁は、全体的に温かみを持たせ、家庭的な印象を強調することができます。家族や来客が「ここは居心地がいい」と感じられるような、親しみやすい雰囲気を作り出すことができます。また、暖色系の色は周囲の自然と調和しやすく、特に緑の多い地域や明るい日差しが差し込む場所では、自然の中に溶け込みながらも際立つ効果を発揮します。

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2. 暖色系の外壁色の選び方とコツ

自宅の外壁を暖色系に塗り替える場合、色の選び方にはいくつかのポイントがあります。それぞれの色が持つ特徴を理解し、家の立地や周囲の環境に合わせて選ぶことが大切です。

 2.1 家の立地や環境に合わせた色選び

暖色系の外壁を選ぶ際には、家の立地や周囲の環境に合わせることが重要です。

緑が多いエリア:家の周りに植栽や自然が多い場合は、オレンジや茶色といった自然の色と調和する暖色系が適しています。これにより、家全体が風景に溶け込み、自然な印象を与えます。

街中や住宅地:周囲がコンクリートで囲まれた都会の住宅地では、明るい黄色やピンクなど、周囲と差別化できる暖色系を選ぶことで、家が目立ち、印象的になります。

日当たりの良い場所:日光が多く当たる場所では、明るいオレンジや黄色を選ぶことで、光の反射が美しく、家がさらに明るく見える効果があります。

 2.2 色の濃淡で印象を変える

暖色系の色は、同じ色でも濃淡によって家の印象が大きく変わります。例えば、濃い茶色や赤は重厚感や高級感を与える一方で、淡いピンクやオレンジは優しさや親しみやすさを強調します。

濃い色:茶色や赤のような濃い暖色系は、家全体にどっしりとした安定感を与え、伝統的な建物やモダンな家にも合います。

淡い色:淡いピンクやクリーム色のような暖色系は、柔らかい印象を与え、特にファミリー向けの住宅に適しています。

 2.3 面積による色の使い分け

暖色系の色は、使う面積によっても印象が変わります。全面を暖色で覆うと、非常に強い印象を与えるため、部分的に暖色を使う方法もおすすめです。

全面に使用する場合:家全体を暖色系で塗りつぶす場合は、あまりにも鮮やかすぎる色を避け、少し落ち着いたトーンを選ぶと良いでしょう。これにより、目立ちすぎず自然に家が風景に溶け込みます。

アクセントとして使用する場合:外壁の一部や、玄関や窓枠などのアクセントカラーとして暖色系を使用することで、家全体が引き締まり、バランスの取れたデザインになります。

3. 暖色系を選ぶ際のメリットとデメリット

暖色系の外壁色には、多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。ここでは、暖色系の色を選ぶ際のポイントをメリット・デメリットの両面から解説します。

 3.1 暖色系のメリット

温かみと親しみやすさを与える

暖色系の色は、見る人に温かみと親しみやすさを与えるため、家族や来客が安心感を感じる雰囲気を作り出します。特に、ファミリーホームでは、暖かい雰囲気が歓迎されやすく、家族全員にとって居心地の良い家になるでしょう。

 目立つ外観を作れる

暖色系の色は、周囲の家や風景の中で目立ちやすい特徴があります。明るい黄色やオレンジは、特に住宅地の中でも目を引き、訪問者にとって家を見つけやすくなる利点もあります。

エネルギーを感じさせる

赤やオレンジのような暖色系は、エネルギッシュで活気ある印象を与えます。これにより、家全体が活力に満ちたイメージを持ち、元気で明るい家庭を演出することが可能です。

 3.2 暖色系のデメリット

色あせが早い場合がある

暖色系の色は、紫外線の影響を受けやすく、特に直射日光が強い地域では色あせが早く進むことがあります。特に赤やオレンジといった鮮やかな色は、劣化が早く目立ちやすいので、定期的なメンテナンスが必要です。

強すぎる印象になることも

暖色系の中でも特に赤や濃いオレンジは、家全体に強すぎる印象を与えることがあります。他の家との調和を考慮せずに選ぶと、周囲から浮いてしまう可能性があるため、慎重な選定が求められます。

4. 暖色系の外壁を選んだ事例紹介

ここでは、暖色系の外壁を実際に選んだ事例をいくつか紹介します。それぞれの事例を通じて、暖色系の外壁がどのように家全体の雰囲気に影響を与えるかを確認してみましょう。

 事例1:オレンジ系で温かい雰囲気のファミリーホーム

ある家族が選んだのは、柔らかいオレンジ系の外壁です。周りには緑が多く、自然と調和するオレンジ色が、家全体を包み込み、温かく優しい印象を作り出しています。この家では、周囲の自然との調和が取れた選択であり、特に春や秋には美しい景観が広がります。

 事例2:明るい黄色で活気ある印象を与える住宅

別の家庭では、明るい黄色を選び、元気で活力のある雰囲気を作り出しました。家全体が明るく目立ち、住宅地の中でも一際目を引く存在となっています。訪問者が家を見つけやすく、家族も明るい色合いに包まれた毎日を送っています。

 事例3:茶色系で落ち着いた雰囲気のモダン住宅

落ち着いた茶色系の外壁を選んだ家もあります。この家では、濃いめの茶色を基調にすることで、重厚感と高級感を演出しています。都会の中にあっても落ち着きがあり、住む人にとっても静かで穏やかな印象を与える外観になりました。

5. 暖色系外壁の塗装を選ぶ際の注意点

暖色系の外壁を選ぶ際には、いくつかの注意点があります。これらのポイントを押さえることで、失敗なく自宅に最適な暖色系の色を選ぶことができます。

 5.1 周囲の家との調和を考える

自分の家だけが目立つように暖色系を選ぶのは魅力的ですが、周囲の家との調和も大切です。特に、住宅地では他の家とのバランスを考慮しながら、過度に派手な色にならないよう注意しましょう。

 5.2 色見本を実際に確認する

色見本だけで選ぶと、実際に塗った時に「思っていた色と違う」ということがよくあります。暖色系の色は特に、光の当たり具合や周囲の環境によって見え方が変わるため、できるだけサンプルを実際に外壁に塗って確認することをおすすめします。

 5.3 定期的なメンテナンスを考慮する

暖色系の色は紫外線や天候の影響で色あせが進みやすいことがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。特に、色あせが目立つ前に再塗装を行うことで、家全体の美観を保つことができます。

まとめ

暖色系の外壁は、温かみと親しみやすさを感じさせ、家庭的で居心地の良い家の印象を作り出します。色の選び方や使い方によっては、家全体が明るく元気な雰囲気を持つことができ、訪れる人々にも好印象を与えるでしょう。

暖色系の色選びには、家の立地や周囲の環境、そして自分たちのライフスタイルに合わせたバランスが大切です。ぜひこの記事を参考に、あなたの家に最適な暖色系の外壁を選んでみてください。

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