ナノコンポジットWの機能③

こんにちは

川崎市で外壁・屋根塗装工事を手掛けております、

株式会社トータルアートです。

 

前回に続きナノコンポジットWの魅力をご紹介します。

 

機能③ラジカル制御型樹脂によるフッ素並みの耐久性

ナノコンポジットWはラジカル制御塗料の括りに入ります。

ラジカル制御塗料とは、塗膜の劣化因子であるラジカルの発生を抑制することができる塗料を指します。

 

まず、塗料は「顔料」+「樹脂」+「添加物」から成り立っています。

顔料:塗料に色をつけるもの
樹脂:耐久性を決める主成分(ウレタン、シリコン、フッ素など)
添加物:塗膜にさまざまな機能を追加する成分(防藻・防かび、艶消し剤など

 

主成分である白色の顔料の中に「酸化チタン」という成分が入っています。

この酸化チタンは、紫外線にあたることによりラジカルという物質を発生させます。

ラジカルは、塗膜を破壊させ劣化を促進させるため塗料の弱点でした。

 

このラジカルを抑制する機能をもつ塗料をラジカル制御塗料といいます。

ただし、ラジカル制御塗料はラジカルを制御する機能を持った塗料の総称であるため、

シリコン・フッ素・無機などのグレードとは異なります。

 

ナノコンポジットWはアクリルシリコン樹脂(=シリコン樹脂)を使用しているため、塗料のグレードはシリコン樹脂塗料です。

シリコン樹脂にラジカル制御機能がついているため、従来のシリコン樹脂塗料よりも高耐久ということです。

一般的なシリコン樹脂塗料の平均耐候年数が10年~13年に対し、ナノコンポジットWの耐候年数は10年~15年です。

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