縁切り

こんにちは

川崎市で外壁・屋根塗装工事を手掛けております、

株式会社トータルアート 亀井です🐢

 

スレート屋根の塗装には「縁切り」という工程が欠かせません。

「縁切り」とは何なのか、詳しくご説明いたします。

 

【縁切りとは】

屋根材がスレート瓦の場合、ローラー等で屋根塗装を実施する際に屋根材と屋根材の重なる部分に塗料が入り込み、

そのまま乾燥すると塞がった状態になってしまいます

その塞がった状態を防ぐ為に、屋根材と屋根材の隙間の塗料(塗膜)を切り離し、

雨水の通り道を確保する作業を「縁切り」といいます。

 

 

【縁切りが必要な理由】

建物の屋根に雨が降った場合、雨水はスレート瓦の隙間の外に出ることで屋根の内部に水が溜まらない構造となっています。

しかし本来、屋根材と屋根材の隙間から外に出るはずの水が、塗料(塗膜)で塞がっていることで、

その隙間から毛細管現象で屋根材の中に雨水が入り込んでしまうことがあります。

 

 

縁切りは一つひとつの屋根材と屋根材の隙間を確認し、塞がっている重なりを丁寧に切っていく作業の為、

大変手間がかかる工程となりますが、実施しないと住まいや建物に与える影響が大きい作業工程といえます。

 

次回はそんな縁切り作業の工法についてご説明いたします。

 

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