シーリング材の劣化

こんにちは。

川崎市高津区・宮前区で外壁塗装を手がけております

株式会社トータルアート 亀井です🐢

 

今回はシーリング材の劣化についてお話します。

 

【劣化の原因①】可塑剤の分離

可塑剤(かそざい)とは、材料を柔らかくするための成分です。

【劣化の原因②】外壁のムーブメント

サイディングなどの外壁は毎日、温度や湿度の変化に伴い

膨張と収縮(ムーブメント)を繰り返しています。

それをつなぐシーリング材は、ダメージを少しずつ受けており、

切れる(凝縮破壊)、はがれる(剥離)などして劣化していきます。

 

【劣化の原因③】紫外線などの外的要因

シーリング材は、外壁塗料と同じく紫外線を浴び続けることで樹脂が分解され、

チョーキングという現象が発生し、中の粉成分が出てきてしまいます

それが進行すると表面にひび割れ(クラック)が発生します。

このひび割れがさらに重度なものになると、シーリング材自体が風化してなくなってしまいます

赤文字の現象は補修のサインです。

家の周りをぐるっと一周して確認してみてはいかがでしょうか。

 

来週は弊社が使っているシーリング材についてお話していきます。

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