- ホーム
- ブログ
- 専門家の塗り替えブログ
- 「超低汚染リファインシリーズ」の魅力②
「超低汚染リファインシリーズ」の魅力②
こんにちは。
株式会社トータルアート 新入社員亀井です🐢
今回は少し難しい内容になってしまいますが、
「超低汚染リファインシリーズ」の2つ目の魅力である
高耐候性についてご説明いたします。
メーカーの促進耐候性試験(キセノンランプ式)において、
超低汚染リファインSi-IRは約15~18年(期待耐用年数)、
超低汚染リファインMF-IRは約20~24年(期待耐用年数)が経過しても
光沢保持率80%以上を保持することが実証されています。
①超低汚染リファインSi-IR(シリコン)が高耐候性を有する理由
一般的なシリコン塗料より無機成分が豊富に配合されています。
そのため樹脂同士が強固に結びつき、緻密で強靭な塗膜を形成し、
紫外線に対して優れた耐候性を発揮します。
②超低汚染リファインMF-IR(無機フッ素)が高耐候性を有する理由
交互性の低い一般的なフッ素樹脂は劣化しやすい結合箇所があり、
紫外線により塗膜の劣化が進行します。
一方、超低汚染リファインMF-IRには劣化しやすい結合箇所の少ない、
「完全交互結合型フッ素樹脂」が採用されており、
紫外線に対して優れた耐候性を発揮します。
③Si-IR・MF-IR共通の理由
一般塗料に使用されている白色顔料の「酸化チタン」は、
紫外線の影響を受けると樹脂を破壊する「ラジカル」を発生させ、
塗膜を劣化させてしまいます。
そのため超低汚染リファインシリーズは、
発生したラジカルを封じ込めるシールド層を持つ「高耐候型白色顔料」を使用しています。
この顔料の効果で樹脂の破壊、塗膜劣化を抑えます。
「塗替え後の美しさが長期間維持されるような塗料を選びたい」
というお客様にピッタリの塗料です!
次回は最後の魅力、「遮熱性」についてご説明いたします。