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モルタル壁の塗装工事のポイント <自宅の壁がモルタル外壁の方向け>
みなさん、こんにちは!
株式会社トータルアートの花木です。(https://tt-art.jp/)
外壁塗装は、家の美観保持以外にも建物を長期間守るためにも重要ですよね。外壁材の種類によって、適切な塗装方法や塗料が異なるため、外壁の特性を理解した上で塗装工事を行うことが大切です。本記事では、モルタル外壁に焦点を当て、その特徴や塗装時のポイントを詳しく解説していきたいと思います!
モルタル外壁の特性
モルタル外壁とは
モルタル外壁は、セメント、砂、水を混ぜた材料を外壁に塗りつけて仕上げる工法で、滑らかな質感や自由なデザイン性を高く出せることに加えて、強い衝撃にも耐えることが特徴的です。日本の住宅では昔から使われており、外壁材として多く利用されています。
モルタル外壁のメリット
デザイン性が高い:自由な形状に対応できるため、個性的な住宅に仕上げられる
防火性能が高い:セメントを主成分としているため、耐火性能が高い
遮音性がある:分厚い構造が外部の音を遮る効果を発揮しやすい
モルタル外壁のデメリット
ひび割れが発生しやすい:乾燥収縮によるクラックが起こりやすく、雨水の侵入や劣化を招く可能性がある
メンテナンスが必要:防水性能を維持するため、定期的な塗装工事が必要
モルタル外壁の塗装のポイント
塗装前の下地処理が重要
モルタル外壁の最大の課題は、ひび割れの発生です。塗装を行う前に、下地の状態をしっかりと確認し、ひび割れや欠損箇所を補修することが重要です。
ヘアクラック
(髪の毛ほどの細いひび割れ):弾性塗料で補修可能
構造クラック
(広いひび割れ):シーリング材やモルタルで補修が必要
適切な塗料を選ぶ
モルタル外壁に適した塗料を選ぶことで、防水性や耐久性が向上します。
弾性塗料
柔軟性があり、ひび割れを防ぐ効果があるが、耐久性は劣りやすい
シリコン塗料
耐久性や性能面からコストパフォーマンスに優れる
フッ素塗料
耐候性が非常に高く、長期間にわたり美観を保てる
塗装の工程
1.高圧洗浄:外壁の汚れやカビを落とす
2.下地補修:ひび割れや欠損箇所を補修
3.下塗り:塗料の密着性を高めるプライマーを塗布
4.中塗り・上塗り:適切な塗料を使って塗装を重ねる
モルタル外壁のメンテナンス周期
モルタル外壁は、定期的なメンテナンスが必要です。外壁の状態にもよりますが、一般的な目安として「約10年ごと」に塗り替えを行うことで、美観と耐久性を維持できます。ひび割れが目立ち始めたり、汚れが取れにくくなった場合は、早めに対処することが大切なので、たまにお家の周りをぐるっと見てみることをお勧めします!
まとめ
モルタル外壁は、デザイン性や耐久性に優れた外壁材ですが、ひび割れが発生しやすいため、定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。適切な塗料を選び、専門業者に依頼することで、美しい外観と長持ちする外壁を実現できます。
トータルアートでは、横浜や川崎で多くのモルタル外壁の塗装実績があり、お客様一人ひとりに最適な塗装プランをご提案しています。ご相談やお見積もりのご依頼は、ぜひお気軽にお問い合わせください。