塗装工事は大手と地元業者、結局どっちが良いの?!

みなさん、こんにちは!

株式会社トータルアートの花木です。

外壁塗装は住宅のメンテナンスで避けては通れない重要な作業です。しかし、外壁塗装を依頼する際に、多くの人が悩むのが「どの業者を選ぶべきか」という点です。特に、大手の塗装業者と地元の塗装業者、どちらに依頼すべきか迷ってしまう方が多いでしょう。それぞれにメリットとデメリットがあり、一概にどちらが良いとは言い切れませんが、この記事では、両者の特徴を詳しく解説し、あなたにとって最適な選択をするためのヒントをお伝えできればと思います!

1. 大手塗装業者のメリットとデメリット

まずは、大手の塗装業者に依頼する場合のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

1.1 大手塗装業者のメリット

 1. 信頼性と安心感

長年の実績があり、信頼性が高いことが最大のメリットです。全国的に展開している企業が多く、知名度もあるため、多くの人が安心して依頼できると感じます。CMなどを展開している場合はより安心感につながりますし、実績の豊富さや評判の良さが、顧客に安心感を与えます。

 2. 豊富な施工実績

豊富な施工実績を持っていることが多いです。これにより、様々な条件や状況に対応した施工が可能です。また、大手は高品質な塗料や最新の施工技術を導入していることが多く、最先端のサービスを受けることができます。

 3. 保証とアフターサービスが充実している

長期の保証やアフターサービスを提供していることが多いです。塗装工事は数年から数十年にわたって効果が続くものですが、万が一トラブルが発生した場合、大手業者であれば迅速に対応してくれる可能性が高いです。また、保証期間も長く、定期的な点検を行ってくれるケースもあります。

 4. 価格が透明でわかりやすい

価格が明確で、見積もりの段階で詳細な費用を提示してくれることが多いです。価格設定がしっかりしているため、予算オーバーになる心配が少なく、契約後に追加料金が発生するリスクも低いです。

1.2 大手塗装業者のデメリット

 1. 価格が高めになることが多い

信頼性や実績が高い分、費用が割高になることが多いです。特に、大手の場合は企業の規模が大きいため、人件費や運営コストがかかり、その分が工事費用に上乗せされる傾向があります。これにより、同じ内容の工事でも地元業者に比べて高額になることがあります。

 2. 柔軟な対応が難しい場合もある

標準化されたサービスを提供するため、柔軟な対応が難しい場合があります。地元の小規模な業者に比べて、現場での臨機応変な対応が制限されることがあります。例えば、少しの修正や変更が必要な際に、大手では手続きが複雑で時間がかかることがあります。

 3. 担当者が代わることがある

さまざまな理由で営業担当者が途中で代わることがあります。この場合、引き継ぎなどがしっかり行われていない場合は、せっかく施工前に打合せしたのに希望や要望が十分に伝わらない場合も考えられますね。実際に筆者が対応させていただいたお宅でも、この件が原因で当社に再見積もりを依頼してもらうケースも少なくありません。

2. 地元の塗装業者のメリットとデメリット

続いて、地元の塗装業者に依頼する場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。

2.1 地元の塗装業者のメリット

 1. 価格がリーズナブル

地元の塗装業者は、大手業者に比べて価格が安いことが多いです。地元の業者は、運営コストや人件費が抑えられているため、その分顧客にリーズナブルな価格でサービスを提供できます。また、地元ならではの親しみやすさや柔軟な対応によって、値引きや追加サービスを受けることができる場合もあります。

 2. 柔軟で迅速な対応が可能

小規模であるため、顧客の要望に対して柔軟に対応することが可能です。大手では対応しきれないような細かい依頼や、地域特有の気候や風土に適した施工方法を提案してくれることが多いです。また、地元ならではのフットワークの軽さを活かして、急なトラブルや追加工事にも迅速に対応してくれます。

 3. 地域に密着したサービス

地域に根ざしたサービスを提供しています。地元の評判を大切にしているため、顧客満足度を重視し、丁寧な対応を心がけてくれることが多いです。地域の住民同士で口コミが広がりやすい環境にあるため、業者にとっても地元での信用が何より重要なので、ちょっとしたサービスもしてもらいやすいかもしれないですね。

 4. 担当者が一貫して対応してくれる

営業担当者と職人が同一人物であることが多く、工事がスムーズに進むことが期待されます。打ち合わせ段階での希望が職人に確実に伝わり、コミュニケーションが取りやすいため、顧客にとっても安心です。施工中も細かな変更に柔軟に対応してくれることが多いです。

2.2 地元の塗装業者のデメリット

 1. 実績や信頼性に不安がある場合も

大手に比べて実績や信頼性に不安を感じることがあります。特に新興の業者や、口コミがあまりない業者に依頼する場合、どの程度の技術力や品質を持っているのかが不透明なこともあります。実際に依頼する際には、口コミや評判をしっかり確認することが重要です。

 2. 保証やアフターサービスが充実していない場合がある

大手業者に比べて、保証やアフターサービスが充実していないことが多いです。工事後のトラブルに対応してもらえない場合や、アフターケアが不十分なケースも考えられます。契約前に保証内容やアフターサービスについて十分に確認することが必要です。

 3. 価格の不透明さが問題になることも

地元の業者の中には、価格設定が不透明で、見積もり時に提示された金額と最終的な支払い金額が異なることがあります。契約前にしっかりと見積もり内容を確認し、追加料金の有無や工事範囲について詳細な説明を受けることが重要です。

 

3. 大手と地元業者の比較表

以下は、大手業者と地元業者を比較した表です。それぞれの特徴や強み、弱みを一目で確認できます。

項目 大手 地元
信頼性 高い 業者により差が出やすい
価格 やや高い リーズナブル
対応の柔軟性 標準化された対応や都度決済が必要 現場判断で小回りが効きやすい

 

4. あなたにとってどちらが最適かを判断するポイント

ここまで、大手と地元業者のメリット・デメリットを紹介しましたが、最終的にどちらが良いかは、あなたの状況やニーズによって異なります。以下のポイントを基に、自分に合った業者を選ぶ参考にしてください。

 . 予算を重視する場合

予算を重視する場合は、地元の業者に依頼することがコスト面でのメリットがあります。価格がリーズナブルで、費用を抑えながらも高品質な施工を期待できる場合があります。ただし、地元業者の中でも価格の安さに疑問を感じる場合は、品質面をしっかり確認しましょう。

 2. 信頼性とアフターサービスを重視する場合 

信頼性やアフターサービスを重視する場合は、大手業者に依頼するのが安全です。大手は長期間の保証が充実しており、何かトラブルが発生した際にも迅速に対応してくれます。また、全国規模での実績があるため、技術力や信頼性にも安心感があります。

 3. 柔軟な対応を求める場合

柔軟で迅速な対応を求める場合は、地元の業者が適しています。特に、工事中の細かな調整や急なトラブル対応など、現場での融通が利くのは地元業者の強みです。また、地域の気候や風土に詳しいため、その特性を活かした施工を期待できます。

5. 大手と地元業者のハイブリッド戦略も検討しよう

一部の方にとっては、大手と地元業者のどちらか一方に決めるのではなく、両者の良い部分を組み合わせた「ハイブリッド戦略」を検討することも有効です。例えば、地元業者に見積もりを依頼して価格を抑えつつ、大手業者からは信頼性や技術的なアドバイスを得ることも可能です。複数業者から相見積もりを取り、内容を比較検討することが成功への近道です。できれば、見積もりを取得した業者には、どんな結果であっても一報は入れてあげると、施主様の精神的にも良い工事に繋がりやすいと思います。

6. まとめ

大手塗装業者と地元塗装業者、それぞれにメリットとデメリットがあります。どちらが良いかは、あなたのニーズや予算、工事の規模によって異なります。施工予算や小回りが効く対応を重視するなら地元業者、信頼性や長期的なアフターケアを重視するなら大手業者がおすすめです。また、業者を選ぶ際には必ず複数の業者から見積もりを取り、サービス内容や価格を比較しましょう。どちらの業者を選ぶにしても、丁寧な打ち合わせと信頼できるコミュニケーションを通じて、満足のいく外壁塗装工事を実現してください。

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