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防水で対処できない水漏れ箇所に! 「Sクリートアップ」
みなさん、こんにちは!
今回は、コンクリート補修の現場で非常に評価の高い珪酸塩系(けいさんえんけい)浸透性防水・改質剤である「Sクリートアップ」止水タイプのご紹介です。
一般的なペンキのような「膜」を張るタイプではなく、コンクリートの内部に染み込んで**「コンクリートそのものを緻密な石に変える」**というイメージの製品です。
上や横に土が面していて水が染み出してきているコンクリート造のガレージや、漏水のあるレンガ調タイルなどへの施工に適している、プロ用の特殊材料です。
詳しく特徴を解説します。
<トータルアート施工実績はこちら>
1. 最大の特徴:自己緻密化反応
Sクリートアップを塗布すると、主成分の珪酸塩がコンクリート内部の遊離石灰と反応し、カルシウムシリカ水和物(微細な結晶)を生成します。
- 内部から止める: コンクリート内の目に見えない微細な空隙(毛細管)をこの結晶が埋め尽くします。
- 半永久的: 表面に膜を作らないため、紫外線でボロボロになったり、剥がれたりすることがほとんどありません。
- 呼吸を妨げない: 水(液体)は通しませんが、湿気(気体)は通すため、内部に湿気が溜まってコンクリートが中から腐食するのを防ぎます。
2. 止水タイプ(Sクリートアップ)の強み
通常の浸透性防水剤に比べ、以下の点が強化されています。
- 湿潤面でも施工可能: 通常、防水剤は乾燥していないと使えませんが、これは水がある程度あっても(湿っていても)反応が進むため、漏水箇所の補修に強いです。
- 中性化の抑制: コンクリートの寿命を縮める「中性化」を食い止め、アルカリ性を回復させる効果があります。
- クラック(ひび割れ)追従性: 微細なひび割れであれば、反応によって自ら埋めていく能力(自己修復性)を持っています。
3. 具体的な活用シーン
- 地下室・ピットの漏水: 外側から防水できない地下の壁面。
- 擁壁(ようへき)の白華(エフロ)対策: 鼻垂れのような白い粉が出てくる現象を抑制。
- 水槽・プール: 常に水に接するコンクリートの防水。
- 塩害対策: 海に近い建物の鉄筋腐食防止。
4. 施工の手順(ポイント)
- 下地処理: 表面の汚れ、苔、油脂を完全に取り除きます。
- 散水(重要): コンクリートが乾燥しすぎていると奥まで浸透しないため、あらかじめ水で湿らせます。
- 塗布: 刷毛、ローラー、または噴霧器でたっぷり染み込ませます。
- 養生: 塗布後、反応を促進させるために軽く霧吹きなどで追い散水を行うのがベストです。
⚠️ 注意点
- 大きなひび割れには不向き: 0.3mm以上の大きなクラックや、ドバドバと水が噴き出している穴は、これだけでは止まりません。先に「止水モルタル」や「急結セメント」で物理的に穴を埋めてから、仕上げにSクリートアップを塗るのがプロの鉄則です。
- 質感の変化: 塗った直後は少し濡れ色になりますが、乾くとほとんど見た目は変わりません。ただし、表面に結晶が浮き出ることがあります。
まとめ
いかがでしょうか?
「コンクリートの寿命を延ばしつつ、じわじわ滲む水を根本から止めたい」という場合に、これ以上の選択肢はなかなかありません。
気になることがあればお気軽にご相談ください! 後悔しない塗装店選びで、大切なお住まいを長持ちさせましょう。



