夏に備えて知っておきたい! 「遮熱」と「断熱」のハナシ

みなさん、こんにちは!

6月に近づくにつれ、雨の日も増えてきましたね。

今月の第二回更新は、年々暑さを増す夏時期に向けて、遮熱塗装と断熱塗装のお話をしていきます。

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「遮熱」と「断熱」の違いとは? どちらが効果が高い?

梅雨を過ぎれば、今や40℃に迫ろうかという酷暑の夏がやってきますね。

外はどうしようもなくとも、せめて自宅の中では少しでも涼しく快適に過ごしたいもの。

とはいえ物価高で電気代も馬鹿にならない昨今、出来れば冷房は控えめに出費を安く抑えたいですよね。

そこで、外壁塗装の際に是非検討して頂きたいのが「遮熱塗料」と「断熱塗料」になります。

どちらも、室内の温度を下げてくれる効果のある塗料にはなりますが、この2つは仕組みが違います。

◎一般的な遮熱塗料のイメージ

遮熱塗料は、通常の屋根塗料とは異なる顔料を使うことで、日光を反射し室内への熱の吸収を減らす効果があります。

塗料メーカーにもよりますが、屋根の表面温度で約20℃、室内での体感温度で3℃前後の効果があります。

室内は3℃しか変わらないのか、と思われる方もいるかと思いますが、実際はたった3℃でもなかなか馬鹿に出来ないものです。エアコンの稼働率や消費電力も少なくなり、夏の電気代を減らすことができます。

では断熱塗料はどういう効果があるのでしょうか。

 

◎一般的な断熱塗料のイメージ

※東日本塗料「断熱コート」資料より抜粋

断熱塗料は、配合された中空バルーンのセラミック樹脂によって「熱を通しにくい」という性質を持っている塗料です。

一番身近なものでは、水筒などの「魔法ビン」が同じ仕組みです。

間に空気の層を作ることで、熱を伝えにくくして夏は外の熱を室内へ伝えづらく、冬は室内の熱を外へ逃げにくくしてくれます。

その効果は、塗料メーカーにもよりますが室内温度で7℃ほど差が出ることもあります。

また遮熱塗料とは違い、夏だけではなく冬の寒さも防いでくれるというメリットがあり、オールシーズンで室内を快適な状態にすることができます。

これだけ見ても、遮熱塗料より断熱塗料のほうが効果が高いのは明らかですが、この2つは合わせて施工することも可能ですので、一番効果が期待できるのは遮熱と断熱の両採用ということになります。(もちろん、その分費用は上がってしまいますが・・・)

代表的な遮熱塗料と断熱塗料

遮熱塗料の代表的なものは、以前のブログでも取り上げた通り

・アステック スーパーシャネツサーモ

・エスケー化研 クールタイト

・日本ペイント サーモアイ

・関西ペイント アレスクール

などがあります。

また断熱塗料で代表的なものは

・日進産業 ガイナ

・日本特殊塗料 ダンネツコート

・東日本塗料 断熱コート

・関西ペイント ダイナミックECO断熱・ドリームコート

などがあります。

断熱塗料の効果自体はどの塗料も大きな差はありませんが、メーカーによって遮熱塗料としての効果も合わせ持っているものと、上塗りに遮熱塗料を施工する必要があるものとがあり、費用も若干変わってきます。

詳しくは弊社営業へご相談頂ければ、それぞれの御宅に適した仕様のご提案を行わせて頂きますので、お気軽にご連絡下さい!

まとめ

次回は、外壁・屋根の施工からは少し視点を変えて、雨の時期に特に困りごとになる「水による転倒事故」の話をしたいと思います。

無料診断やお見積もりも承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。後悔しない塗料選びで、大切なお住まいを長持ちさせましょう。

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